シナリーの里 シナリーの里だより シナリーの里だより : 6/15 2020年06月15日 (月) 先週、関東も梅雨入りし

曇天や雨空が続くようになりました。


今回の里だよりでは

里にあるあじさいの種類をいくつか

ご紹介したいと思います。



「ガクアジサイ」

もくれん通りやあじさい山に多く植えられているあじさいです。

中心に集まっている小さなツボミのようなものが花びらで、

その外側にはガク(葉が変化した花を守る部分)が大きな花弁のようについています。

この様子が額縁に似ていることから「ガクアジサイ」と名付けられたといわれています。




左「シュガーホワイト」 右「ナデシコガクアジサイ」

「シュガーホワイト」の花は、てまり咲きで両性花はなく装飾花が集まって咲きます。

装飾花は一重咲きですが、花びらの縁に細かい切れ込みが入り、

フリンジのようで一重でも十分見応えがあります。


「ナデシコガクアジサイ」は装飾花の縁がギザギザしているのが特徴です。

ナデシコの花に似ていることが名付け由来といわれています。




「アナベル」

昇運庭の「アナベル」が他のあじさいよりも少し遅れて咲き始めました。

時間の経過で白から若草色にうつろっていく花色が特徴的です。




左「ダンスパーティー」 右「墨田の花火」

「ダンスパーティー」は以前の里だよりでも紹介したことがありましたが

装飾花の数が多く、華やかで優雅なあじさいです。


「墨田の花火」はガクアジサイの一種で、周りの装飾花が八重であり、

夜空に打ち上げられる花火をイメージし、名付けられたといわれています。




「カシワバアジサイ」

カシワに似た形の5~7つに深く裂けた葉と円錐形の花房が特徴的な「カシワバアジサイ」は

花だけでなく、秋の紅葉も美しい品種で

長期間鑑賞できるあじさいです。




あじさいの時期に里へお越しになった際には

多種多様なあじさいの花々をご鑑賞いただき、

お楽しみいただけたらと思います。


 
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